アインシュタインが一般相対性理論の確立へ取り組んでいた際に研究パートナーと計算式などを記した手稿がパリで競売に掛けられ、手数料を含め約1160万ユーロ(約15億円)の記録的高額で落札されたのだそうです。
アインシュタインの手書き文書の競売では、2018年に神についての手紙が約290万ドル(約3億3000万円)で落札されたのが過去の最高額だったのですが、今回はこれを上回ったようで、競売を行った大手クリスティーズによれば、落札されたのは、アインシュタインと研究のパートナーだった友人ミケーレ・ベッソが1913~14年に記した計算式など54ページ。
15年から発表された一般相対性理論の誕生に至る過程で残存が確認されている文書2つのうちの1つで、ベッソが保管していたもので、内容にはアインシュタインの誤りも複数あるのだとか。