国内金融IT市場の予測を発表

IDCが発表した国内金融IT市場の市場予測によれば、2021年の市場規模は対前年比0.2%増の2兆2760億円の見込みのようですよ。

 

どうやらこの予測は、銀行や保険、証券、その他金融のIT支出に加え、ATMや営業店端末のIT支出分も含んでおり、2021年の市場規模は、対前年比0.2%増の2兆2760億円の見込みとなっています。

 

IDCによれば、2020年の国内金融IT市場は、新型コロナウイルス感染症の影響により大幅に減少したのですが、2021年は大手金融機関を中心に回復する見込みのようで、クレジットカード会社や損害保険会社などにおける業務系システムの刷新に加えて、メガバンクにおけるBanking as a Serviceや保険会社におけるテレマティック保険や健康増進型保険、証券会社におけるブロックチェーンを活用したファンドのトークン化など、新たなビジネスモデルの構築に向けたIT支出の増加が要因となるようです。